ミャンマーのアサさんからこんにゃくをどうやって作ったらいいかという質問を受けました。早速ネットで手作りキットを取り寄せて、自宅で作ってみました。こんにゃく粉40gに水が1600リットル。そうか、要は水がほとんどだからカロリーが低いのかと作り方を読んで納得。
まずはダマにならないように少しずつ粉を入れながら混ぜていき、トロっとしたら70分休ませます。その後、キットに入っている水酸化カルシウム(消石灰)を100㏄の水で溶いて、使い捨てビニール袋を片手にして、少しずつこの凝固剤を手のひらに載せながらこのトロっとしたこんにゃくのもとを混ぜていくと、プリンとした塊ができ始めます。これは凝固剤なのです。だんだんこんにゃくのいい香りがしてきました。全部混ぜて、バットに入れて均一にして、ここからまた90分常温で寝かせます。このバットで固まったこんにゃくをへらで等分して、あとは沸騰したたっぷりのお湯に20分茹でたら完成です。
時間はかかりますが、手間がかからないのでそんなに大変ではありませんでした。あとは冷やして、刺身こんにゃくにしてみました。母が海老味噌(どうやら瀬戸内地方の郷土料理なんでしょうか?)を作ってくれて、それで食べたら美味しい!また、思ったよりもこんにゃくが出来上がったので、凍らせて「凍みこんにゃく」にして、から揚げにしましたが、また違った食感が味わえて、これも美味しかったです!
改めてどうやって作られているのかを知ることによって、無駄にしないようにどんな食べ方があるのかを調べ、美味しくいただける、これが食育だなと改めて感じました。