自給自立

アバター村民・カンボジア在住の佐藤ひかるです。

私が今滞在しているプーンアジでは、生徒の自立に向けて、様々な取り組みが行われています。
最近の動きをお伝えしたいと思います。

今月から、約30人の生徒の中でも、年少の男の子たちが、敷地内で野菜を育てることになりました。

プーンアジでは、生徒たちの学びの場となるカフェの営業もしています。
そこで、パパイヤサラダを販売しているので、育てた野菜を、カフェに売る計画です。
男の子たちは、簡単な会計も学ぶことになっています。

さっそく、小さい子たちがわらわらと、大きな人たちから教わりつつ、何もないところを耕し、種を水に浸し、肥料をまき、種を植え、囲いを作り・・・
おそらく村で親や親せきがやっていることを手伝っていたことがあるのでしょう。手慣れたもので、テキパキと動いています。

一番小さい子が、一番熱心で、毎朝水をあげています。
以前お伝えしたレモングラスも近くに置いて、ついでに水やりをしてもらっています。

昨年、私がカンボジアに来た頃、コロナの影響で、近くの市場が閉鎖されていました。食材は道端で売っていたり、知り合いの人から買ったりすることで、なんとか食べることはできましたが、食材の値段は高く、食費は上がるばかり。そこで、自分たちで野菜を育てようという試みが行われました。ただ、ここの生徒は継続力に欠ける部分があり、いくつか採取した後に、特に手入れをすることもなく、枯れはててしまいました。

今回は、果たして継続できるのか、陰ながら応援しています。

以 上