こんにちは。アバター村民・カンボジア在住の佐藤ひかるです。
今日は、私とカンボジアのかかわりについてお伝えします。
私が、初めてカンボジアに来たのは、大学卒業の年。社会人になったら海外に行くことなんてできなくなると思い、アルバイトで貯めたお金で、ボランティアツアーに参加しました。学生のころは、海外やボランティアに興味はありましたが、結局行かずじまいだったので、観光とボランティアが同時にできるというツアーは、私には願ってもないチャンスでした。
1週間の滞在の中で、一番のニュースが、3.11の東日本大震災です。
そう、あの日、私はカンボジアにいました。トゥクトゥクのドライバーからも、日本大丈夫かと心配されながら、異国の地で、どうすることもできない私たちは、予定通りの日程を終え、成田空港に戻りました。
最後だと思った海外旅行は、私の旅行熱に火をつけて、それから毎年のように海外旅行をし、オーストラリアで1年過ごすことにまでつながり、現在は、カンボジアに住んでいます。今思えば11年前カンボジアに行ったことが、私の人生を変えたと言っても過言ではありません。
あの時は、戻ってくるつもりはみじんもなかったし、戻って来られるとも思っていませんでしたが、このコロナの時代にここにいられることに感謝しています。
ボランティアツアーで出会った、他の地域から来ていた学生とは、帰国後も連絡を取り合うほど仲良くなり、今回10年ぶりに来ることになったことも知らせ、応援のメッセージをもらいました。
こういった訳で、私にとって、カンボジアとのかかわりは、何年経っても、忘れることのないかけがえのないものです。
以 上