こんにちは。高田です。
楠クリーン村では、日々日報を提出することでお互いの現場の進捗などを確認しあっています。
今日は、生産責任者の今井の日報からお届け。
楠クリーン村のリアルな日常が伝わってくる文章です。

写真は、圧死や餌の食べそこないを防ぐために設置していた柵を撤去した後の雛小屋です。
広々!生後4か月の雛たちが、のびのびと走り回っています。

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茶畑は草刈り草取りが足りていませんが、昨年ほどの状況にはなっていません。
7月上中旬に深刈りをやるので、十分挽回できる範囲だと思います。
深刈りで雑草ごと刈払ってしまい、その後は適宜草取りを行う予定です。

田んぼは、昨年より確実に良い生育状況が続いています。
昨年の反省を踏まえ、水管理の徹底と、適切なタイミングでの除草作業が効果を発揮しました。
昨年度の収量は僅か500kg程度でしたが、今年の目標は1500kgです。
現在中干を開始しましたが、このあと溝切作業を行い排水性を高め、
8月初旬の出穂前に再度水を入れて穂を成熟させ、収穫前に田を乾かし9月上旬に収獲します。

養鶏は、現在週2回餌を作って回しています。
馴染みのお豆腐屋さんが豆腐製造をやめてしまったため、タンパク質確保のため魚アラを週2回に増やしました。
週2回に増えた代わりに作業が短くなったので、朝礼前から始めることでスケジュールの負担を抑えています。
鶏餌やりについても同様にこなすことでスケジュールの負担を減らしています。
雛は順調に成長中です。7月中には簡易バタリーを解体して広い空間で纏めて飼育します。

ブルーベリーはトラスト分の収穫量が確保できている為、昨年に比べて大きく改善されました。
特に剪定に手をかけた区画はほとんどの実がおいしく、品質と作業効率が大きく改善されました。
ハイブッシュ系の収穫がもうすぐ終わり、ラビットアイ系が熟し始めています。
ラビットアイ系は生食に劣るので、どこまで収穫に手間をかけるかを議論する必要があります。

主に夕方に作業している野菜畑ですが、こちらも大きな問題はなく進んでします。
現在は夏野菜の定植が全て終わり、ミニトマトと人参は収穫期に入りました。
ハウス育苗が出来なかったので苗がまだ小さいですが、夏後半~秋に野菜がたくさん穫れると思います。
全て固定種の種なので、種取をして来年まくことができます。
これでようやく食の安全保障に踏み込んだ自給を始めることができます。
もうすぐ秋冬野菜の準備が始まるので、随時進めていきます。

道路沿いの草刈りは手が回っておらず、かなり許容しがたい状況になっていきました。
7月は田んぼ草刈りとお茶深刈り、秋冬野菜準備等ありますが、並行して道沿いも進めていきたいところです。
8月に入ると稲の収穫準備があり、9月は収穫で絶対忙しいので、7月の維持管理が重要となります。

以上!