現在、カンボジアにて、子供たちの自立に向けて、一緒に働きながら学ぶを実践中の佐藤ひかるです。カンボジアに来る前に、楠クリーン村にて研修をし、火の起こし方などを学びました。今も村民としてつながっていられることをうれしく思います。
さて、CWBには、アジア7か国(インド、インドネシア、カンボジア、日本、ネパール、フィリピン、ミャンマー)のネットワークがあります。
現在、各国の課題をあげて、他の国から解決案を出してもらうというアプリを作成中です。
最初の頃は、各国の“Problem”をあげると言っていましたが、インドのメンバーからの言葉で、各国の“Challenge”と言うようになりました。チャレンジとするだけで、解決のために向かっている感じがしませんか?
アプリ活用の前段階として、週1回の7か国による会議で、少しだけ各国の課題を共有しました。
フィリピンからは、人材・メンバーの不足。
ミャンマーからは、現在開発中の商品について困っていること。
カンボジアからは、生徒の自立に向けてと農業用水の確保について。
インドネシアからはプラスチックの分別について。 など
何か解決案は?と呼びかけると、他の国が、地元の知恵を共有してくれます。
楠クリーン村は、竹の使い道が課題なので、インドネシアから竹かごの作り方を学ぶ予定です。
今後はアプリを通して、課題、技術、知識の共有が行われます。
私からは、こちらのコラムで、各国の状況をお伝えできたらと思っています。
日本だけで解決できない課題・各国だけでは解決できない課題があります。
でも、このネットワークを利用することで、解決への糸口をつかめる可能性は広がります。