カンボジアの課題

7か国のネットワークの中から、さっそく、今現在私の住んでいるカンボジアの課題です。
毎週1回の7か国の会議や楠クリーン村の会議で、私たちの課題を共有しました。
課題として挙げたものは、生徒の自立と日常的な洗剤の使い過ぎ、虫の抑制です。

生徒の自立
CWBカンボジアでは、生徒の起業家精神を育てることもミッションの1つです。
もちろん生徒が自立すること自体も、簡単ではなく課題ですが、今回挙げたものは、精神的な部分と言えると思います。
本人たちは、やりたいとは思っているけれども、どうやってやればいいのかわからない。一方で、何も動いていない姿を傍から見ると、本当にやる気があるのかと思ってしまう。ちょっとした悪循環が起きていました。最近メンターが付き、なんとかサポートしている状況です。

洗剤の使い過ぎ
現在30名ほどの生徒が、自分で使った食器類をそれぞれ洗っています。皿一枚のために、洗剤の入ったポンプを何度も押している子がいます。洗剤の原液はドロドロなので、水で薄めて使用していますが、洗剤の減りがとても早いです。費用は掛かりますし、環境にもよくありません。

虫の抑制
キッチンで料理をしていると、すぐに虫が集まってきてしまいます。今後、カシューバターやクッキー、麺類など商品としてお客様に提供するものを加工する機会が増える予定なので、日本の基準を知っている者としては、虫が混入してしまわないか、本当にヒヤヒヤしています。

今回、これらの課題を会議で共有したことで、自分たちだけでは思いつかなかった解決法を提案してもらうことができました(物理的なものだけでなく、精神的な部分についても)。

今後この解決案をどうやって、組み込んでいくか、上手くいっても、いかなかったとしても、進展をこちらでお伝えできたらと思います。

以 上