アバター村民・カンボジア在住の佐藤ひかるです。
前回、灰が洗剤になることがわかり、灰汁を作ってみたことをお伝えしました。
今日は、その続きです。
調べてみると、灰汁の作り方も様々でした。
今後、続けることも考えて、簡単なものを選びました。
<灰汁の作り方>
①かまどの燃えカスをふるいにかけて、灰を集める。
②灰の倍量の水を加え、24時間置く。
③分離した上澄み液を布で濾す。
さっそく完成した灰汁を洗い物に使ってみましたが、正直いまいちな使い心地です。生徒からも不評です。30人ほどの生徒から、使えんと容赦のないダメ出しをくらいます。
使った後の中華鍋に入れると、油が乳化しましたが、灰だけを使った場合よりも、すっきりとはしません。アルカリ性が強いと、指先がぬるぬるになるらしいのですが、そのようなこともありません。
燃やした木の種類や置いておく時間などにより、アルカリ性の強さが変わってくるようなので、もう少し実験が必要なようです。次は、置く時間を長くしてみようと、第二弾が進行中です。灰は、毎日生み出されていますので、実践にはもってこいの場所です。
今後、また進捗をお伝えします。
以 上