ファンを作るということ

こんにちは、奥谷です。先週に引き続いて若いスタッフにアドバイスした内容を紹介します。自分のお客さんの名簿を見直すのは1カ月に1度よりも1年に1度くらいでいいのではないかという質問を受けて、です。マメに見直すことを進めた上で、ファンをつくることを勧めました。


これもFacebookから知った情報ですが、〇周年を迎えた時にある会社のスタッフから寄せ書きのお祝いのメッセージカードを送ってくれるという記事を読んだことがあります。自分のことを気にかけてくれていると思えるだけで嬉しいんですし、自然にこうやってその会社の姿勢を宣伝してくれるんですよね。お客様に丁寧な言葉で失礼のないように対応するだけがビジネスの作法ではありません。そうやって関係性を築き上げていくことが自分自身のファンを作ることなんだと思います!
 ファンができると何がいいか。それは「あなたが推すなら試してみようかな、買おうかな、応援しようかな」と相手を思わせるということです。


 私は若い頃に起業家セミナーを進行していましたので、たくさんいいお話を聞きました。仕事というより自身を成長させるための研修だったとありがたく感じます。その中でもある女性起業家の一言がずっと胸に刻まれています。「お礼と報告はまめに」です。自分が困った時に周りにお願い・相談しまくる人は多いけど、その後どうなったかをきちんと報告してくれる人は実は少ない。うまく行ってもダメだったとしても、その後どうなったかなど、きちんと伝えることが大事と教わりました。確かに私もその目で見ると、いい人間関係を作る人はこれが上手だなと実感したので、今も実践していることの1つです。ファンづくりの1つのコツかもしれません。