ミニトマトをドライにしてみた

 こんにちは、奥谷です。バリ島で会ったミャンマーのアサさんから、いろんな農産物加工に関して日本に行ったら勉強したいという話を聞いて、まずは自分でできるようにならねばと、ミニトマトのドライをオーブンで作ってみることにしました。

 日本で便利だなと思うのは、ドライトマトの作り方をインターネットで検索したらいくらでもレシピが出てくること!早速よさそうなものを見つけて、近所の産直コーナーでトマトを買ってやってみました。今回はイタリアントマトっぽい縦長のトマトを使ってみました。

 まずは洗って、縦に半分に切って、切り口を下にして、キッチンペーパーの上に10分ほど置いて水分を吸収。そしてオーブンにクッキングシートを敷いて、今度は切り口を上にして並べて少し塩を表面に振って、130度で予熱しておいたオーブンの中に入れて60分。中段に入れたせいか、取り出してしばらくすると、まだ少し水分が多いように感じたので、さらにまたオーブントレーに並べて20分ほど再加熱をしました。

予熱したオーブンへ投入!

 水分が抜けて、甘みがギュッと凝縮した感じです。煮沸した空き瓶の水気をよくとり、瓶の中にドライしたトマトを詰め、上からオリーブをオイルを注いで閉じ込めてみました。

自家製ドライトマトをオリーブオイル漬けに

 翌朝そのオリーブオイル漬けしたドライトマトをパンの上に載せ、とろけるスライスチーズを1枚つけて焼いたのですが、トマトの甘みが引き立って、とても美味しい仕上がりになりました!! 確かに時間はかかりますし、夏場の作業は非常に暑いですが、サラダとして生で食べるだけでなく、こうやってひと手間をかけておいておけば、次の食事を準備する時に手軽に使えます。かつてイタリアのアグリツーリズモ(農家体験)にお邪魔した農家でも、夏に収穫したトマトをオリーブオイル漬けにして通年食べられるようにしているという話も思い出しました。保存の知恵は世界各国にあるんですよね。