とんど焼き in 新見(16)

 今回はとんど焼きに参加してきました。竹で組んだやぐらに正月飾り等を投げ入れ、神事の後、火をつけて燃やします。例年であれば、豚汁やうどんの振る舞いがあったのですが、コロナの影響でなしに。来年からはあるといいですね。

 水車で紙漉きの取材があったのですが、記者さんとお話しして、米ぬかを炒って、毎日一匙、薬のように飲むといいとか、ゆずの種をアルコールか何かにつけると化粧水になって、手に塗るとつるつるになるとか、いろいろ面白い話を聞かせてもらいました。翌日、小麦粉の半量を炒った米ぬかで置き換えた米ぬかパンケーキを作ってみました。これがなんと、普通においしい。節約レシピですね。ちりよりの手伝いもしました。ちりよりというのは、和紙の原料であるコウゾやミツマタを蒸して皮をむいたものの、残った皮やゴミを取り除く作業で、地味ですが一番大事な工程です。冷たい水に手を突っ込んでやるので、大変・・・

 新見駅付近の中島ビルの片付けも手伝いました。このビルは、昭和6年くらいに建てられた古い建物で、昔は郵便局、そのあとは測量?設計?事務所になっていましたが、長い間使われておらず、取り壊す予定でしたが、ある会社が活用したいということで、改装して使うことになりました。地域の方にも関心を持ってもらうため、今回の片づけイベントが行われたそうです。いろいろと古いもの、日本語タイプライターや、古いミシン、黒電話なんかも出てきました。一部は使えなくてもオブジェとして置いておくそうです。かなりごちゃごちゃしていたのですが、合計20人程度集まり、2階の片づけはほとんど完了しました。