国境を越えてクッキング

 こんにちは、奥谷です。バリに来てだいぶ経ちますが、部屋に調理器具や小さな台所がついているので、最近はインドネシア、ミャンマー、日本の3か国のメンバーが手伝いあいながらいろんな食事も作っています。

 昨日はミャンマーの女性スタッフが作ってくれた鶏肉と野菜の生姜炒め、豆腐と白菜のスープ、そしてラペソのサラダを作りました。ラペソというのはお茶の葉っぱのお漬物で、それと共に干しエビ、豆・ナッツ類などが小分けに包装され、薄切りしたトマトとニンニクを刻んだものを和えて食べます。私も何度かミャンマーに行っており、これが大好きで、お土産で日本に持ち帰ったことがあるくらいです。お茶の葉を丸ごと食べるという文化、懐かしい味で嬉しかったです。

またインドネシア人の男性スタッフも台所に立つのが好きということで、キャッサバを発酵させてみたり、コミュニティカフェで出すお菓子の練習として米粉を蒸したようなお菓子を作ってみたり、いろいろ楽しんでいます。

今度日本にミャンマーのスタッフが来た時は、地域で季節的にとれすぎて売れない時には捨ててしまうもったいない農産物を加工するための知恵を提供できればと考えており、日本各地にも行って教わろうと計画しています。また、我が家でもクルミを使ったり、トマトをドライにしてみたり、いくつか試作品を作ってみようと思っています。国境を越えて食での交流は楽しいです。現在バリで滞在しているところが