VISONに行ってみました

こんにちは、奥谷です。去年オープンし、以前から気になっていた三重県多気町のVISONにようやく行くことができました。エコなホテル、キャンピングカーできた人はそこで寝泊まりも可能なようになっていたり、カカオやイチゴの栽培されている様子を見学したり、その場で食材をマルシェで買ってBBQできる施設や、地元にゆかりのある食材(お茶や出汁など)を使ったレストラン・カフェ、農業体験の畑、保護猫・犬とドッグランの施設、発酵調味料を見学・体験できる蔵、木育を体験できる施設、さらにはスペインバルの横丁があったりと、半日ではすべては回り切れない広大な土地を活用した、屋外型の商業施設なのです。

ここに愛知県のりんねしゃさんが手掛ける本草研究所RINNEを訪問したくて、開店と同時にお店に入って店長さんとお話させてもらいました。中にはりんねしゃのロングセラーである国産除虫菊を使った蚊取り線香やおからクッキーだけでなく、スパイスやハーブなどこだわりの商品が並んでいました。東海地方の発酵調味料の代表格、三河みりんとコラボで作ったグラノーラを頂き、早速いただきました。メープルほどの甘みはなく、でもナッツやオートミールとうまく絡んでいてあっという間になくなりました。

三河みりんとりんねしゃとのコラボ商品グラノーラ

また、三河みりんさんもVISONに出店しており、地元の三重のお米を使ったみりん、その名も“美醂”を仕込んでいるところを見学させていただきました。仕込んでから1年半かけて熟成して作られるそうで、ここで作られたものがそのまま目の前で買え、さらには他のお店とコラボしてほうじ茶を美醂に2日漬けこんでドリンクとして飲む方法など、いろんなレシピも教わりました。

仕込んだばかりの美醂はまだ焼酎のような香りがするそう

私たちはコロナを経験して、屋外の広々としたところで開放感のある休日を過ごしたいという欲求が高まり、さらには日々口にするものも確かなものを食べたいという想いが強まっている中、このVISONに集まっているお店は地元・地域のものを応援しつつ、子どもたちへの食育にもつながるような体験もたくさんあり、まさに今の時代のニーズにマッチしているところで、平日にもかかわらず大勢の人たちが遊びに来ていました。