こんにちは。高田です。
昨日は第3回目のお茶畑草取りデーを開催しました。
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草取りデーの開催を決めたのは、去年の秋頃のこと。
私たちのお茶園は除草剤などの薬を使用せずに栽培しているので、何と言っても大変なのが雑草とのお付き合い!
5月以降は、草を刈っても刈っても、人間の作業よりも早い成長スピードで雑草が追い付いてきます。
5月以降は草の成長スピードがあがるのはもちろんのこと、農作物も育つ時期になりますので、
お茶の収穫加工、田植え、野菜の種まきや栽培管理などなどやることが盛りだくさん。
今のスタッフだけだと手が回らなくて、悩みを抱えた日々が続いていました。
でもこんなに大変で終わりのない重労働を手伝ってもらうのも気が引ける…。
そのため、ボランティア募集にも気乗りがしない状況でした。
そんなある時、知人にそのような話をしたところ
「たかたった(※私のあだ名)たちにとっては労働かもしれないけど、そういう作業してみたい人はいっぱいいると思う!
参加する人たちにとっては非日常でリフレッシュになるかもしれないし、そんなに難しく考えなくて良いのでは?」と言ってもらいました。
そうなのかな?
半信半疑で草取りデーの声かけをしたのが昨年の秋のこと。
それ以降、今年の春も実施し、昨日が3回目の開催でした。
まさに知人の助言通りで、皆、お喋りに花を咲かせながら、草取り作業を楽しんでくれました。
嬉しいことに毎回参加してくれる人や、また次回も来たいと言ってくれる人がいたのです。
何が楽しかったのでしょう?
草取りしましょうよって言われて「する!」って即答する人、あまりいませんよね。笑
昨日参加してくれた人たちに聞いてみたところ、
「楠クリーン村の大自然の環境の中にいるだけでテンションがあがる」
つづいて
「2人1組で草取りをするから、お喋りが止まらない。よい交流の場になる」
「お喋りすると手が止まる作業もあるけど、お茶の草取りの場合はお喋りの勢いがあがるとスピードがあがる」
さらにさらに
「大人数でやると一気に進むので1日だけでも達成感を味わえて気持ちよい」
最後はもちろん…
「お昼ごはんが美味しい!!」
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確かに。
これだけは間違いないですね♪
お昼は、楠の新米とチキンを使用したカレーと、卵かけご飯食べ放題でした。
贅沢そのもの。
次回の開催が楽しみになりました。
実際、スタッフだけでは恐らく5日程かかるような作業が4時間ちょっとで完了しました。
そのことに、ただただ感動です。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
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こういう機会を通して、お茶ができるまでの大変さや喜び、安心して選べる食べ物があることは決して当たり前ではないことなど
考えるきっかけを作るのも、私たちの大事な仕事ですね。
最後に、参加者が書いてくれた感想を貼り付けておきます。
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当日の様子はリールを作成し、インスタグラムにもアップしています。
ご覧くださいませ~!
https://www.instagram.com/kusunoki.clean.village/?hl=ja